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CRO業界の展望

1994年に日本CRO協会が設立されてから、20年近くになります。設立当初は、医薬品企業が行っている臨床開発業務の一部を支援する機関でした。しかしながら、ここ10年で私たちCROの役割も大きく変わってきました。最近では、医薬品開発の中核部分についてもCROが担当するようになり、その担う責任は大きく重要なものになっています。
今後、日本国内の治験数そのものは、従前のような大きな伸びを期待することは難しいかもしれません。ただCROの担う役割は、より専門・多様化し、同時に、国際共同治験やグローバル開発といった領域でも果たすべき役割は拡がっています。
海外(欧米、アジア)との協調による国際共同治験やグローバル開発に対して、日本の貢献度をより大きなものとするためにも、これまで培ってきた「治験の質」に加え「治験のスピード」をさらに向上させることが重要です。
医薬品企業のパートナーしての役割がより拡大することで、CRO業界の将来展望はさらに開けると考えています。

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ACRONETの現在と未来

当社は2003年に分社設立され、まもなく10年を迎えます。もともと統計解析、DMを原点として30年以上の歴史と実績を持っています。現在、医薬品企業のCROへのアウトソース率は、30%程度といわれています。欧米では50%前後(国によってはそれ以上)がCROを重要なパートナーとして積極起用しており、今後、日本でもこの比率は上昇すると考えられます。医薬品開発のグローバル化が進むなど、そのビジネスニーズは広がり見せており、当社のビジネスチャンスでもあります。そういったビジネスニーズに応えることにより、当社も着実に成長していきたいと思います。
また、当社は伊藤忠商事グループ企業であり、同グループのライフサイエンス企業の中核企業として、位置づけられています。グループが持つ多様な資源やネットワークを最大限に活用し、各事業のシナジー効果を生み出していきます。未来への事業戦略や道筋をしっかりと立て、社員が心をひとつにして基幹事業のさらなる拡充、発展を目指していきます。

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ACRONETの社風

臨床開発の現場で働いている当社の中堅・若手社員が、よく語るキーワードに「自由闊達な社風」、「アットホームな社風」という言葉があります。毎年入社する新入社員に聞くと、やはり「ACRONETの社風や先輩の働く姿に惹かれて」、「会社の雰囲気の良さを感じて」入社を決めた、と話す人が多いようです。大変嬉しいことです。ただご存知のように、臨床開発の仕事は、どれも決して簡単な仕事ではありませんし、毎日、強い意思と判断力をもって行わなければならないことも事実です。そういうなか、一日の大半をともに過ごす「仲間」がいるのが会社であり、職場のムードや同僚、先輩との「信頼関係」はとても大切なものです。
また当社は、人財育成や教育研修に力を入れています。臨床開発知識の習得や語学力向上はもちろんですが、それ以上に、「人として」しっかりとしたコミュニケーション力を持った社員をいかに育てるかも大きなポイントだと考えています。
私たちの会社では、社内イベントとして、新入社員歓迎会、忘年会を、毎年行っています。また自主企画(自由参加)としても、納涼祭やテニス旅行、ゴルフコンペ等があります。いずれも長年継続して行っていることが自慢の一つです。最近はこういう行事を行う会社は少なくなっているようですが、仕事も遊びも一生懸命、そしてなにより会社が好き、という好奇心旺盛な社員が集まっていることを表しているのかもしれません。

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求めている人物像

新薬開発に対して熱意のある方、また人に対して、温かい気配りや心配りができる方を私たちは求めています。CROの仕事はどの部門でも必ずチームで行います。しっかりと相手の話を聞き、また自分の考えを誠実に伝え、行動できる方は、この業界に向いているといえます。
当社は、以前から、先輩や同僚を慕い、また後輩を温かい目で指導する雰囲気があります。
会社で起こる喜びは皆で2倍、3倍にし、反対につらいことや悩みは、皆で共有して一緒に解決する気持ちを持っていただきたいのです。

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社長の夢

私の夢はACRONETを、「お客様に選ばれる企業」、また「社員が好きになれる会社」にしたいということです。
お客様に選ばれる企業になるためには、当然、フルサービス体制の充実やグローバル試験への対応も必要です。さらに、顧客ニーズを熟知した上での「提案型企業」として進化を続けることも大事だと考えます。
社員と一緒に知恵を絞り、これらを実現するために、誠実かつ一生懸命目標に向かって努力する、これがなにより大事なことだと思っています。
最終的には、お客様である医薬品企業とともに、よい医薬品をできる限り早く世の中に出し、患者様に喜んでいただく、それが私たちができる最大の「社会貢献」だと考えています。

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就職・転職活動中の皆さんにメッセージ

「就職」という言葉はよくみますと、「職(しょく)に就(つ)く」という意味です。学生の皆さんによく話すことですが、就職活動は「就社(会社選び)」という視点だけでなく、まず皆さん一人一人がどんな仕事をしたいのか、またどんな仕事が自分に向いているのかをしっかり見極めて下さい。
臨床開発の中には本当に色々な業務(仕事)があります。それらをしっかりと理解し、自己の特性が十分に活かせる業務(仕事)を是非、見つけて下さい。そして私たちも、夢の実現に向かって努力される皆さんを心から応援していきたいと思います。

社長
代表取締役社長 加藤 浩一 

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